真似し漫才米屋の丁稚


 

写真をはじめた頃、とにかくたくさん見て撮りなさいと言われた。
今の自分から考えるとそれは半分正解で半分不正解

昔と違って今はネット全盛でSNSなんかもあるもんだから
いくらでも情報を手に入れることができるけど
似たような写真(投稿)ばかりで個性がほとんどなく
何より「気持ち」が見えてこない

そりゃみんな同じことしてるんだから当たり前

この世界でもがいてきた自分としては
ただ闇雲に「量」を求めて数を出すのではなく
「質」を求め続けた結果、「量」になっていた、これが理想

そのためには自分の直感を磨くこと
そして 常に己と向き合い続けて考え抜き、自分なりの答えを求めること

そうしないと本当の自分(個性)は生まれないと思ってます。

はじめて数年は確かに自分も良いなって思った人を真似てた時期もあります
でもそれをいくらやってもその人が作った「型」であって
それを越えることは絶対にできないし、それ以上 何かが生まれる感覚もなく
モチベーションが一気に落ちていったのを覚えています。

だから大事なのは、そういった刺激を受けつつ
ある程度のところまでいったら後は「自分流」の何かを追求し続けること

当然 その「答え」に辿り着くには数多くの山や谷を乗り越えていく必要があるし
絶対に見つかるという保証もないです。

でもそれしか本当の自分には出会いないんだよね

1つの指標として
真似する側から真似される側になった

それが実感できたらちょっと成長したなって思える

でも、ロクに自分と向き合わず何も考えようともしない撮り手たちに
ただ似たようなことをされると鼻につくので
そう感じるとまた新たなことを追い求めている自分がいます

写真に限らず日常からそう

みんなと同じじゃつまらない
自分は自分でいたいから





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