流行とブランド



 

秋になって撮影シーズンに入った。

特にこの時期はどこも七五三一色で
週末にはどの神社に行っても人だらけ…
有名な場所となると尚更

特にカメラマンが多いことに改めて気が付いた。

ここ数年で出張撮影が浸透しだしたことが大きな要因だろうけど
同じ現場にいて自分にはそれがとても異様な光景に見えた。

右を向けば右を向き
左を向けば左を向く

みんながみんな
同じ方向を向いていく様子が異様に見えて仕方なかった…

SNSが流行りだしたらそれをし
新たなモノが出る度に
皆が足並み揃えていることに違和感がずっとあった。

その時分かった、自分はそこを目指していないのだと

流行は一過性のモノで、時と共に移り変わっていき
その度に周りに流されていると
いつまでたっても自分の中の土台ができず
オリジナルのブランドとして残っていかないのでは?と思った。

とはいえ
今の自分もその他大勢の中の一人で抜け出せないでいる。

割り切って撮らないといけない場面もある
そんな自分に諦めそうにも、呆れそうにもなる

でも
今はもう自分にとって写真は人生そのものだから
嘘をつくとあとから必ずしっぺ返しが来くるので

できるだけ正直でいたいし
そのことに気付いて、もがこうとしている自分は嫌いじゃない







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